廃車寸前で車庫に眠っていたり数十年使っていたトラックを手放す時に、廃車手続きをしてスクラップとして処分してしまうのはもったいないかもしれません。時には廃車や部品のみでも買取してもらえることがあります。中古トラックの買取と販売は、一般車とは少し違うところがあります。トラックは何らかの仕事や作業で使われるためのものであるため、比較的見た目や年式などは気にされません。

走行距離も一般車では値段がつかないほどであっても、トラックではそうでないこともあります。日本製のトラックは海外からは性能と耐久性に優れていると評価されています。このため海外でも使用されており、これを維持や修理するためにも部品のみの需要が存在します。このため専門に買取をしている所では、廃車や水没車でも部品を目当てに買取を行うところがあります。

同じ理由で改造のために取り外した純正パーツがある場合は、こちらも値がつくことがあります。査定をする時には見てもらいましょう。基本的に改造パーツよりも純正パーツの方が求められています。もちろんどこの会社でもできることではなく、海外での販売ルートを確保している所が主となります。

このような専門店を探すのは骨が折れるため、一括査定を申請するのがおすすめです。複数の会社が確認することになり、廃車でも取り扱える力がある所からは値段が付きます。同じ理由で査定価格の競争が起こることもあり、一箇所にだけ相談するよりもいい値段が付く可能性もあります。